休日出勤〜デカト論〜

暇な時ちょくちょく書くかもしれない

インフェルノイド2016下期

んばんは。

クソ久しぶりの投稿です。訳あって関東に戻って来ました。ちゃんと遊戯始めたのが北海道にいた頃なので関東YPの皆さん是非絡んで下さい。


さて新制限も発表されましたので旧制限のまとめも兼ねてインフェルノイドについて少々書こうと思います。


ABC一強環境も十二獣の登場で終わりを迎えました。インフェルノイドに関しても煉獄の狂宴と隣の芝刈りと言うイカれた強化を貰い環境上位デッキに昇格。

引越しの準備やらなんやらでCSに殆ど出れなかった僕は悲しい目で入賞報告を見ていました()



はい、目次です! 


①芝刈・狂宴発売後のノイドについて

②かみふく杯使用芝刈十二獣ノイドについて

③採用カードの理由、解説

④今後に向けて(おかえり未来融合)

それではよろしくお願いします。





①芝刈・狂宴発売後のノイドについて


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煉獄の狂宴の情報が出た時のノイドの課題はABCや台頭するであろう十二獣の先行展開をいかに崩していくかという、どちらかと言えば後攻寄りの発想だったため「強いけど遅い」と言った印象であり、評価の分かれるカードでした。しかし数日後あるカードの情報で状況は変わります。


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そうです。隣の芝刈りです。

デッキを厚くする事で後攻からのリソース確保と上述の狂宴に対するアクセスカード、煉獄の消華の採用に理由が出来ました。


60枚だと隣の芝刈り引けないのでは?みたいな些細な疑問はありましたが、発売直後のCSにて東京のプレイヤーしのさん(‪@Strike1105 ‬)が60枚デッキを使用し入賞。


さらに翌週には同じくしのさんが十二獣を取り入れた構築で入賞。

こちらは芝刈りギミックを外しデッキを40枚に抑える事で十二獣の先行の動きに加え、煉獄の狂宴が打ちやすく、手札誘発も積まれています。

推理ゲートなしはライロ出張以来ですね。


かくして新型のインフェルノイドは芝刈り推理ゲートを搭載し後攻から捲っていく60枚タイプと十二獣&手札誘発を入れて安定感を増やした40枚タイプに二分されて行きました。




②かみふく杯使用芝刈十二獣ノイドについて


僕が関東に戻って最初に参加したCSです。

11月13日開催でしたがその時には既にインフェルノイドに対する対策が厚く、60枚芝刈りノイドでは2戦目以降のメタカードに対し引いた引かないの勝負になりやすい事やPSYフレームε等の相手のプラン依存になりやすいカードを使いたくなかった為不安がありました。


また、40枚十二獣ノイドだと採用可能なカードが限られこれまで使ってきたノイドのギミックを活かしにい事、60枚に芝刈りされたらパワー負けしてしまう為使用は避けていました。


そんな時双方の強みを交えた60枚十二獣インフェルノイドの原案を関西のヒロムーさん(‪@gmjsmmt ‬)から頂き、調整。

チームメイトにも恵まれ、個人・チーム共に7-1で優勝する事が出来ました。


こちらがそのレシピです。


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当時流行していた40十二獣ノイド、60枚芝刈りノイドとの違いは武神ギミックの採用です。

元々ライロや不知火等のデッキに採用されていましたがノイドに関してはCSレベルでの採用はありませんでした。

これにより十二獣以上の先行展開と安定した墓地肥やしが可能になりました。




以下、簡単な動きの解説をします。


基本展開(モルモラットor天キor会局)

1.モルモラットからブルホーン経由で武神ヒルコをサーチし2体のモルモラットから武神帝カグツチをエクシーズ。効果で5枚墓地を肥やし状況に応じて展開していきます。

※この際芝刈りがあればカグツチの前に発動します。


2.除外出来るカードの中で回収または特殊召喚したいモンスターがあればヒルコの効果でカグツチをアマテラスにエクシーズチェンジ。理想は1の展開をした後にデカトロンをコストにネヘモスかリリスを出し、除外したデカトロンを帰還させ再度効果を狙うパターンです。


3.帰還する対象もなく手札にも消華狂宴や手札誘発がない場合はツクヨミにエクシーズチェンジして手札交換をします。ちなみにツクヨミはヒルコ、シラユキ、ヌトスの内2体から素出し出来る場合もあります。手札が強ければカグツチのまま残しますし、逆に妨げられた壊獣の眠りに対する耐性、ETでの壁として敢えて残す場合もあります。


ちゃんと回るとこんな感じの場になります。


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もはや昔のノイドじゃないですね。

これにシラユキが絡むと除外した手札誘発も相手ターンに回収する事が出来ます。

ちなみに入賞アンケートに対するコメントでは変わったデッキとのご意見頂きましたw

60枚=後攻のイメージだったのでその日は先行を取れたのも勝因だったかと思ってます。



CSでの感触、微妙な環境の変化に合わせて若干レシピを変更し、先日12月18日の道産子CS5人チーム戦では下記の構築にしています。個人5-0でしたがチームのオポが届かず予選で散りました。

旧制限最後の構築です。


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③採用カードの理由、解説


基本的なモンスターの効果は知ってる前提で書きます。 


下級モンスターについて


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インフェルノイドには通常召喚可能なデカトロンとレベル1-4の特殊召喚モンスターがいます。環境によって枚数が若干変わります。


・シャイターン0枚 

セットカードをデッキバウンスする強力な効果がありますが今期は前面が主に強く、ドランシアやメルカバーの効果を踏みに行けない事が大きなネックです。下級は通告やドランシアを踏んで墓地に行く事が仕事なので効果をスルーされがちなこのカードは不採用。

ちなみに純芝刈りであれば枠も確保しやすく多様なシンクロモンスターを出せるので採用したいカードです。


ベルゼブル3枚

相手のカードだけですがバウンス可能です。

2枚→3枚にしています。理由としてサイドに投入した壊獣の再利用、WW召喚獣のクリスタルウィングの突破方法を増やす事、サイド魔風じの流行の3点です。やはりドランシアを強制出来るモンスターは優秀です。


ルキフグス3枚 

ベルゼブルと同じ理由です。加えてデカトロンからコピーする事でレベル4となり、ブルホーンに繋がる事が出来ます。今回の構築ではこの動きがかなり重要であり必須です。


・アスタロス3枚 

効果、レベル全て強いです。シラユキの特殊召喚に成功した場合は召喚権を使わずにブルホーンを成立出来るためフル投入。


・デカトロン3枚 

唯一通常召喚可能でしかもチューナーです。

今回の構築で役割が増えました。召喚権が被った際も前述したモルモパターンでコストとして除外すれば良いので腐りにくく、また予め通常召喚し、リリスをコピーする事で会局に対する手札誘発のケアも可能になりました。


上級モンスターについて


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手札からも墓地からも出せる上級モンスターですがレベル5-10まで存在しています。

レベル5のアシュメダイと6のベルフェゴルは効果よりレベルが優秀で主に煉獄の狂宴の選択肢、ランク5.6のエクシーズモンスターの成立の為に採用が検討出来ます。


アシュメダイ0枚

デカトロンで落とす事でレベル6となりベルフェゴルと共にベアトリーチェにエクシーズする事が可能です。迷い風やブレイクスルーさらにはシラユキまで落とせるパワーモンスターですがレベル以外に役割が持てないモンスター極力減らしたいので0枚です。

エメラルでドローされてる環境でランダムハンデスは強くありません。


ベルフェゴル1枚

彼もまたベアトリーチェの素材、加えて狂宴からベルフェデカトロンデカトロンと展開し片方のデカトロンを効果破棄、もう片方を2枚目のベルフェゴルにする事でレベル7シンクロ+レベル7デカトロンからアブソリュートがエクシーズ出来、墓地のベルフェゴルを出せばワンキル出来ます。

ただ素引きのゴミっぷりが殿堂入りレベルなので欲張らず狂宴の選択肢として1枚だけ採用しました。たまに相手のデッキを偵察してくれますが大体トーテムバードか2枚目のエメラル見えて終わります。


ヴァエル3枚

不動のエース。対象を取らない除外能力があるので横のエメラルを殴りながらヴァイパー付きドランシアやアレイスターハンドのメルカバーを除外します。レベルも優秀で虚夢からのアブソリュートワンキルに必要なので3枚。


アドラメレク1枚

2枚→1枚

戦闘破壊したモンスターを墓地に送れば再度攻撃可能と言う事で十二獣主体の現環境ではまあまあ強いです。ただ選択肢として1枚あればデッキは回ります、今回はエクストラの都合ランク8エクシーズも入らず、強貪で除外される事もないので1枚に減らしました。

※アブソリュートワンキルはアブソリュートとフリーチェーンでアブソリュートを墓地に送れるカードがあれば、アブソリュート+蘇生したアブソリュート+メテオバーストで8100ライフ取れるので打点の高いオッドアイズも必要ありませんし、アドラメレクでなくても可能です。


リリス・ネヘモス2枚

煉獄の虚夢のデッキ融合を通す為にも1枚はデッキか手札に置いておきたい事と先行でコピー含めて2体出す時用で2枚です。

最悪墓地から復活させて融合素材に出来ます。


インフェルノイド以外のカード


十二獣関連

モルモラット会局天キ全てフル投入です。

天キ被りより動けない事の方が怖い為余程の事がない限り抜くことはありません。


※制限になったんで抜きます()


ヴァイパーはブルホーンのサーチ先+ドランシアの打点要員として採用。苦手なダークシミターを突破出来るのが強いです。


その他

デッキが60枚の為制限カード以外は基本的に3枚積んでいます。

シラユキも強すぎるので3枚+おろかな埋葬を追加、手札誘発に関してGはもちろんですが幽鬼うさぎも除外から回収、特殊召喚出来る選択肢として採用しています。

煉獄の狂宴は理論上1枚で大丈夫なのですがたまにカグツチが落としてしまうので2枚入れています。2戦目以降は減らします。


④今後に向けて(おかえり未来融合)


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制限改訂も出て本州では新制限でのCSに移り変わってきています。

本デッキでは天キが制限になり幸い致命的ではありませんが構築の見直しが必要です。


そして何故か未来融合と王宮の勅命が帰って来ましたね、エラッタと言えどもどちらも守ればゲームエンドに持ち込めるパワーを持っています。

ノイドの未来融合に関しては守れば勝ちですが現状では素引き前提であり、割る手段も無数に存在しています。芝刈りでシラユキ落として狂宴打てれば守れそうですがそれだと未来融合なくても勝ってますね。。。

1月の捕食植物で確定サーチが可能なのでそれを活かせないか検討しています。


とりあえず年内のCSでは魔術師が登場するのでそちらを回しています。どちらを使うかは未定ですが勝つためにも双方の理解度を上げることは大切だと思っています。


当然ほぼ無傷のインフェルノイドも減ることはないと思います。ヒルコ採用型が増え、ちょっぴり嬉しいですが正直ミラーは嫌いなので芝刈り規制早めでお願いしますw


とりあえずはこれで終わりますがまた気がむいたら更新します。

何か質問とかあれば

Twitter @DOTUHOSEMON までどうぞ!


最後まで読んで頂きありがとうございました!